丸越デパートの屋上から買ったばかりのヤシカハーフ17で撮った武蔵ケ辻交差点の様子です(昭和40年)。
このカメラは初の自分専用カメラでした。
ハーフ版なので36枚撮りフイルムで倍の72枚も撮ることが出来大変経済的と思ったけど、
焼増し料金が大変で結果的にはあんまり経済的ではなかったです。
写真の下に写っている6角形の建造物はポイント操作塔です。
右が金沢駅方面、上が香林坊方面、左は橋場町方面です。
金沢市電には三叉路はあっても四叉路(平面交差)はありませんでした。
尻垂坂の急坂を小立野行がモーター音を響かせて登ってきました。
暴走転覆事故後下りの場合ここで一旦停車しブレーキのテストをするようになりました。
そして青電車(4輪単車)はこの路線から外されました。右の塀は国立金沢病院です。
この坂の名前は昔から「尻垂坂」と言いまして「しりたりざか」とか「しりたれざか」と発音されていましたが、
どちらも観光都市金沢としてはちょっと下品ではなかろうかということで最近は兼六坂と呼ばれるようになりました。
安江町電停付近
広小路付近のお別れ花電車。
小立野児童公園に保存されたモハ302。
この時には窓も割られ保存状態は決して良くはありませんでした。
なんでこのような大切に保存してあるものを傷つけるようなことをする輩がいるんでしょうね。