ななんと発起人総代の住所は我が町内ではありませんか、びっくりです。
番地は今と違っておりどこかはわかりませんが。
調べてみると当時の代議士です。
知らなかったな〜
自分の知っている方もたくさんいます。
襲名をしている名家もあります。現在の先々代か先代だと思います。
各駅の乗車予想人員や貨物の内容も調べてあります。
これ以外にも各駅から出荷されるであろう貨物の量も記載されています。
中でも多いのは米と家畜、清酒です。
省線松任(まったふ)駅前の新松任駅を出た電車は、金沢電気軌道松金線松任駅の前を通り松任町の中心、中町停留場に停車します。
中町停留場を発車した電車は街中を抜け、田園地帯に出ます。倉光(現在の白山市役所付近)、安吉を通り手取川に向かいます
この路線の最大の難工事である手取川橋梁を渡り、火釜で能美電鉄(後の北陸鉄道能美線)と平面交差します。
火釜には能美電鉄の火釜駅があり平面交差のための信号所を設ける予定でした。
能美電鉄は辰口温泉の外れを通り省線寺井駅へ向かうのに対し、加賀電気鐵道は辰口温泉の街中を通り一路小松を目指します。
辰口温泉からは起伏に富んだ丘陵地帯を走ります。現在の加賀産業道路とほぼ同じルートです。
そして小松町(現小松市)に入り、省線小松駅の裏口の東小松駅に到着します。
ここは小松製作所発祥の地でもあり、尾小屋鉄道は載っていますが白山電気鉄道はまだ載っていません。
新松任停車場ー中町停留場ー徳行停車場ー剣崎停留場ー安吉停車場ー寄新保停留場ー新村停留場ー上先出停留場ー火釜停車場ー来丸停留場ー辰口停車場ー徳山出村停留場ー
ー下和気停車場ー上八里停留場ー八里停車場ー館停留場ー小野停車場ー古濱停留場ー千代停車場ー白江停車場ー上小松停留場ー小寺停留場ー東小松