国鉄七尾線からJRそして第三セクターと変遷しました。
平成13年3月には穴水ー輪島間が廃止され昭和10年当時に時が逆戻りしてしまいました。
のと鉄道の列車はここ七尾駅のとホームから発車します。
待機しているのはトップナンバーのNT101です。今となっては輪島行きの表示が懐かしいですね。
昭和30年代半ば父がここの駅長をしていました。私の思い入れの大きい駅です。
駅舎は塗り替えて綺麗になりました。
そしてその笠師保駅を発車する七尾行き普通列車です。左の建物は郵便局ですが、ここには昔駅長官舎がありました。
鉄道模型の既製品にありそうなオーソドックスな好ましいスタイルの駅舎です。
車は当時の愛車スプリンター1600GTです、この車も速かったです。
能登中島駅を出ると上り列車は左に大きくカーブを切り急勾配を上って笠師保駅へと進みます。
蒸機のように屋根のマフラーから排気ガスを吹き上げます。
昔はC56が喘ぎ喘ぎ数両の客車や貨車を牽いて登ったところです。
向こうの切り通しを抜けると笠師保駅です。
この頃には側線も使用不能でホーム側1本だけの線路でした。
昭和40年代の大混雑が嘘のようです。