能美線は国鉄との連絡駅である新寺井から石川線の鶴来駅までを結んでいました。
その昔、国鉄北陸本線敷設の時、寺井町民は鉄道に反対したため本来の寺井町ではなくて根上町に寺井駅を設置しました。
ですから今でもJR寺井駅は根上町にあるのです。
といっても先だって合併して能美市になりましたのでもういいかって感じですね。
根上町は大リーガーの松井選手の出身地で一躍脚光を浴びるようになりました。
そして昭和55年9月能美線は永遠に記憶の彼方に去ってしまいました。
このページではまだ能美線が元気だった頃の写真をUPします。
名鉄から来たモハ3703が初秋の能美平野を鶴来に向かって車体を左右に揺さぶりながら走ってきました。
(昭和53年9月30日 三口付近)
運転士の開襟シャツの白い襟っていいですね。
今日は鮎釣りの解禁日です。朝早くから釣り人が初物釣りを楽しんでいます。
おりしも天狗橋鉄橋を鶴来行きのモハ3774が単行で通過していきました。
(昭和54年6月)
パンタを目一杯下げて窮屈そうに走るモハ3752(↑↓昭和54年9月13日撮影)
昭和54年8月14日