プレスリリース
平成30年3月25日 北國新聞朝刊
白山白峰漁協
白山白峰漁業協同組合(白山市)は31日、「テンカラ釣り」で用いる毛針を白峰地区の伝統的な技法で製作した「白山テンカラ毛ばり」を発売する。
テンカラ釣りは、釣り竿と毛針、釣り糸のみで行う。白峰地区の毛針は、油分が少なく柔らかい毛を使い、通常のテンカラ釣りよりも小さい針を用いるのが特徴という。同組合によると、現在は白峰固有の毛針を作れる人がほとんどいないため、伝統の継承を目的に白山テンカラ毛ばりを製作した。漁協の鶴野俊哉理事らが実際に使用しながら改良を重ねた。
加藤隆夫組合長は「多くの人に白峰伝統の毛針を使ってもらい、歴史を知ってほしい」と話した。白山テンカラ毛ばりは、白峰牛首川水系の漁解禁日の31日から、白峰地区遊漁券販売所で購入できる。価格は、1本350円、3本入り1000円となる。
写真キャプション
完成した「白山テンカラ毛ばり」を紹介する加藤組合長 =白山市白峰
(以上原文引用)
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